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長谷観音 (古河市)[はせかんのん]
長谷観音(はせかんのん)は、茨城県古河市にある真言宗豊山派の寺院。正式には、山号を明観山、院号を観音院、寺号を長谷寺という。〔広報「古河」No.22(2007年7月1日) 文化財の窓「長谷観音」 〕 古河公方ゆかりの寺院。 ==歴史== 戦国時代の明応2年(1493年)、初代古河公方の足利成氏が古河城の鬼門除けとして、鎌倉の長谷寺から十一面観世音菩薩立像を勧請し、堂舎を建立したことが起源。江戸時代には、歴代古河城主の祈願所ともなった。文政13年(1830年)頃に書かれた『古河志』には、大和(奈良県)および鎌倉にある長谷観音と並び、「三長谷」と呼ばれていると紹介されている。明治初年(1868年)に廃寺となり、八間四面の本堂も破壊されたが、大正3年(1914年)、有志の寄付により元の地に再興された。なお、その間は十一面観音は市内横山町の徳星寺に移されていた。〔『古河市史 民俗編』 古河市、825-826頁、1983年〕 〔 〔『古河市史 資料 別巻』 古河市、275-276頁、1973年 (『古河志』所収部)〕 日本三大長谷観音の一つとされる由来としては、一本の楠から大和・鎌倉・古河の長谷観世音像が彫られたとも口伝されている。〔古河長谷観音ホームページ 長谷観音の歴史 〕
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